2021-04-06 第204回国会 参議院 経済産業委員会 第2号
なので、市場を使っていなくても、FIT電気を使っている小売事業者は市場価格の変動の影響を受けているわけなんですよね。 消費者や新電力などの小売事業者が損害を受ける一方で、電力市場全体では一か月で一兆五千億円を超える資金移動が起こっているというふうに言われています。通常の五倍とか六倍とも言える取引額が送配電事業者に流れたということになります。
なので、市場を使っていなくても、FIT電気を使っている小売事業者は市場価格の変動の影響を受けているわけなんですよね。 消費者や新電力などの小売事業者が損害を受ける一方で、電力市場全体では一か月で一兆五千億円を超える資金移動が起こっているというふうに言われています。通常の五倍とか六倍とも言える取引額が送配電事業者に流れたということになります。
そして、二月五日には、FIT電気を市場価格で送配電事業者から調達するFIT特定卸供給についても、新電力に対し、料金の支払期日の延長やその後の分割支払を可能とする措置といった対策も公表したところであります。 その後、三月五日に一月分の精算金額が確定をしました。事前の速報値と比べて精算金額が大きい額となっていました。
そうしますと、FIT電気についてはどういうことかということでございますが、先ほど先生も御指摘のように、FIT電気につきましては、その電気の買取りに必要な一部が、全ての需要家が負担する賦課金によって賄われているということになりますので、FIT電気を調達した小売電気事業者から電気を買い取った需要家に、一般的な再生可能エネルギーじゃなくてFIT電気については環境価値が帰属するものではないと整理をされております
さて、このRE一〇〇なんですが、もう一度言いますと、再生可能エネルギーで事業を運営するということなんですが、これは、しかしながら、残念ながら、FITを使った再生可能エネルギー、FIT電気についてはこのRE一〇〇の目標達成には使えないということを聞きました。
今般の改正法第十七条に基づきまして、送配電事業者が買い取ったFIT電気につきましては卸電力取引所を経由した引渡しが原則とされております。これによりまして、卸電力取引所の取引量が徐々に増加し、取引所取引の活性化に寄与するものと期待しているところでございます。
FIT電気という電源表示するんだけど、実はFIT電気の環境価値はみんなが既に負担している。皆さん既に環境にいい行動をしているんだけど、FIT電気を買うことで何かいい貢献ができているようなちょっと誤解を与えている。この辺りのところも問題。 最後に、技術革新というのが大事であって、それへのインセンティブというのも考えなきゃいけない。 限られた時間で少し早口になりましたが、以上でございます。
○政府参考人(藤木俊光君) ただいま河野委員から御紹介ございましたように、送配電事業者が買い取ったFIT電気に関しまして、これをどう効率的に小売電気事業者に引き渡していくかというのが一つ制度のポイントでございます。
今般の改正法に基づきまして、送配電事業者が買い取ったFIT電気につきましては、卸電力取引所を経由した引き渡しが原則とされていることから、これにより、卸電力取引所の取引量が徐々に増加をし、取引所取引の活性化に寄与するものと期待をしております。